日本大学医学部産婦人科学系産婦人科学分野

所在地:東京都板橋区大谷口上町30-1

連絡先:03-3972-8111

FAX:03-3972-9612

Welcome to our department

​入局案内

Message 

主任教授挨拶

“若手の皆さんへのメッセージ ~ 私たちが望むこと”

 

 日本大学医学部産婦人科学教室は、1925年に日本大学医学部が開設された時に設置された教室で、2025年には創立100周年を迎える長い伝統を持つ教室です。

 私が2016年に日本大学に赴任してからもうすぐ3年です。この3年間は、卒前、卒後教育に最も力を注ぎ、多くの若者と接してきました。医学部の学生さん、初期研修医、専攻医の先生方は、私たち教室員にとっての“宝”です。この先50年近く医者人生を歩んでいく皆さんは限りない可能性とチャンスを持っています。長い人生において、特に若い時代は苦労も多いでしょう。しかし、その全ての経験が医者人生の糧となるわけです。医師になって、進路を決めて、入局する教室を決めた皆さんは、おそらく最初の4-5年で、50年分の医者人生をやり切るための“経験とスキル”を蓄えることになるでしょう。そこで、蓄えた経験やスキルは“一生モノ“となるはずです。知識は日進月歩アップデートされますが、経験とスキルは古くなることのない財産です。最初の4-5年間でどこまでレベルアップしておくかは、医者人生に大きく影響することでしょう。

 皆さんは、将来、それぞれの道に進んでいきます。どんな道であっても、必ず医師としての仕事には携わることになります。私たち教室員の使命は、皆さんが一生役に立つ経験とスキルを教え伝えることです。私たちの教室には、それだけの誇れる症例数と臨床実績があります。経験とスキルが身に着いた皆さんは、怖いものはありません。あとは、自分がベストと思うライフプランを設計してくれれば良いと思っております。

 私たちの教室は、周産期(胎児超音波、母体救命、遺伝カウンセリングなど)、腫瘍(膨大な癌症例、妊孕性温存手術、ロボット支援手術、腹腔鏡下手術、新薬の創薬開発、臨床試験、ゲノム診療など)、不妊・内分泌(体外受精、顕微受精、など)、女性医学(がん予防、更年期、思春期、女性アスリート、感染症など)の産婦人科のすべての領域において最先端の医療技術を有しています。さらに、日々その守備範囲は広がり続けています。私は、これだけの臨床を勉強できる環境を大変誇らしく思っています。また、これらの臨床だけでなく、医学研究(基礎研究も臨床研究も)は躍進しつづけ、国内外をリードしているものをあります。このような最先端医療や研究を実践するのは、近い将来、皆さんになるかもしれません!

まず産婦人科医として基本となる経験とスキルが何より大切です。私たちの教室では、ワークライフバランスを良く考えながら、最も効率的な教育システムを作り上げつつあります。

皆さんが“一人前の産婦人科医”になるまで、途切れることなく、愛情の中でしっかり育て上げることが私たちの使命ですし、私たちはできると思っております。私たちの教室にはそういう熱い心の教室員が揃っています。だから、皆さんは、私たちの“宝”なのです。

 ぜひ私たちと一緒に産婦人科医としての医者人生を歩みましょう!

 

2019年7月吉日

主任教授  川名 敬

The features in our training course

01

アットホームな雰囲気

02

自由度の高い

研修システム

03

スーパー母体救命

​総合周産期センター

04

豊富な症例数

05

​きめ細やかな指導体制

06

​学会等への積極的参加推奨

07

​研究支援体制

08

しっかり休める

​3週間の長期休暇

01. Friendship&relationship

人間関係のストレスは結構辛いですよね。

私達は極力人間関係のストレスを作らないようにしています。

医局は皆仲良く、雰囲気はとても良いです。

colleagues

例年、コンスタントに入局者がいます。多すぎず、少なすぎず、丁度良いバランスです。

少し上の学年の先生達から直接指導を受ける、屋根瓦式の教育システムを採用しています。

Borderless

​Communication

出身大学による差別は

一切ありません。

Gender equality

男女間の差別ももちろんありません。

医局員は女性の方が多いです。

02. Flexible training course 

「大学でずっと高度医療に携わりたい」「将来は開業したい」「不妊治療に携わりたい」「ひたすら手術を極めたい」「お産を極めたい」

同じ産婦人科医になるのでも、人によってそれぞれ目標は違います。

私達は、個人個人の目標に沿った成長を極めて大切にしています。

1人1人に丁寧に将来設計を考えながら成長プランを作っていきます。

まず産婦人科専門医を取得するまでに3年かかります。それまでに連携病院を含め研修を行います。

連携病院での1年間の勤務は専門医取得の必修項目です。

連携病院は多くあるので、個人個人の将来プランや家庭環境なども考慮しながら、相談の上で決めていきます。

学位の同時取得を目指す事も可能です。

「最短コース」を選択した場合、4年間で産婦人科専門医および学位の取得が可能です。しかし両立は臨床修練および研究のどちらも疎かになる可能性があり、私達としては大学院入学を少し遅らせる「時間差コース」をお勧めしています。

産婦人科専門医の取得は産婦人科医の入り口です。本当に大切な事は専攻医研修のみではなく、産婦人科専門医取得後の事も含めてしっかりと成長プランを立てる事です。私達は専門研修プログラムに限らず、産婦人科医として成長をトータルコーディネートする事を大切にしています。

上記は一般的なSub-speciality取得の流れですが、ひたすら手術を極めたい人には、下記のようなコースを進んでいただきます。

Sub speciality

当科で取得可能なサブスペシャリティーの例

・日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

・日本周産期・新生児医学会 周産期専門医(母体・胎児)

・日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医

・日本生殖医学会 生殖医療専門医

・日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医

・日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医

・日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医

・日本性感染症学会 日本性感染症学会認定医

・日本医師会 日本医師会認定医健康スポーツ医

・日本超音波学会 超音波専門医

・日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医

・日本臨床細胞学会 細胞診専門医

・日本緩和医療学会 緩和医療専門医

これらのサブスペシャリティーを個人のニーズに沿って取得してもらいます。

また、女性アスリートを支援するスポーツドクターになる事を希望する専攻医が入局してくれたので、2019年には下記コースを新設しました。専攻医の段階からスポーツドクターになる事に注力したプログラムとなっています。

これはあくまで一例です。もし「こんな産婦人科医になりたい!」という希望を聞かせてくれれば、私達はそれを全力で応援します。このようなフレキシビリティの高さは、なかなか普通の医局では味わえない利点です。

Sub-specialityを極めた後は、『自分にしか出来ない事』を目指してください。

何でも良いです。

・自分しか持っていない技術

・自分しか持っていない知識

​・自分しか出来ない手術

・自分しか開拓する事の出来ない研究分野

・自分しか診れない疾患

自分しか出来ない事があると、人(患者、医師ともに)があなたの元に集ってきてくれるようになります。

その範疇は様々です。

「東京の中で自分しか出来ない」、「日本の中で自分しか出来ない」、「世界の中で自分しか出来ない」等。

いずれにせよ、外の世界に飛び出さないと開く事の出来ない分野です。

ですので、私達はSub-specialityの取得後は留学を積極的に勧めています。

03. Advanced maternal care

​総合周産期

母子医療センター

総合周産期母子医療センターとは、母体・胎児集中治療管理室(M-FICU)を含む産科病棟及び新生児集中治療管理室(NICU)を備えた医療機関です。常時、母体・新生児搬送受入体制を有し、母体の救命救急への対応、ハイリスク妊娠に対する医療、高度な新生児医療等を担っています。

​当院は総合周産期母子医療センターとであり、当院における専門研修では多くの難しい症例を必然的に経験する事となります。

スーパー母体救命

スーバー母体救命とは、母体の救命処置を必要とされた患者を優先的に受け入れる施設であり、現在23区では4カ所しかありません。そのため、当院では生命の危機に瀕した症例が頻回に搬送されてきます。専攻医の医師らは日夜救命センターの医師とともに母体救命に挑んでいます。他の施設ではなかなかない貴重な経験を豊富に得る事が出来ます。

04. Plenty of clinical experience

私達の施設では、非常に豊富な症例数を経験出来ます。

​2019年の日本大学医学部附属板橋病院での手術症例数は以下になります。

2018年手術件数

これらの症例は、万全な指導体制の元で若い先生達の経験値となります。

また、専攻医は上述の通り、各連携病院での研修も必須となっており、より多くの症例を経験する機会を得ます。

​学年に比し経験症例数が多いので、手技・知識ともに非常に優れた産婦人科医に早くに成長するという事が当施設の大きな特徴です。

専攻医1年目の先生の婦人科研修1週間 (実例)

         (午前)              (午後)

 月        外勤                外勤

 火       子宮全摘(助手)           外来

 水   腹腔鏡下両側付属器切除(執刀)     両側付属器切除(執刀)

 木        外来                病棟

 金     両側付属器切除(執刀)          病棟

 土    子宮内膜全面搔爬術(執刀)

05.Established education system

Education is the most powerful weapon which you can use to change the world

​     ~Nelson Rolihlahla Mandela

私達の施設では、毎週水曜の朝には『クリニカルカンファレンス』を開いています

貴重な症例の報告、学会の予演、英語論文の抄読に加え、上級医が必要だと感じた専攻医対象の講義なども行っています。

 

<2018年度に開催された講義の一例>

・HPV感染と子宮頸癌

・化学療法基本のき

・手術手技の基本

・臨床研究について

・化学療法基本のほ G-CSFの使い方

・産婦人科領域の抗生剤治療について(3回シリーズ)

・HIV陽性妊婦の対応

 

数が多く全てはとても挙げきれませんが、上級医は積極的に教育の機会を設けるようにしています。

 

臨床上の経験症例数を上級医が把握するためには日本産婦人科学会の専攻医システムにおけるオンライン登録システムを用います。しかし、より細かい項目を把握するため、下記チェックリストを採用しています。

各専攻医には学年の近いメンター、および少し上の学年の指導医がつきます。基本的な指導はメンターから受けながら、メンターおよび指導医、医局長がその研修進行状況を把握し、抜けのない研修を送り一日でも早く一人前の産婦人科になる事を支援します。

各専攻医には学年の近いメンター、および少し上の学年の指導医がつきます。基本的な指導はメンターから受けながら、メンターおよび指導医、医局長がその研修進行状況を把握し、抜けのない研修を送り一日でも早く一人前の産婦人科になる事を支援します。

06.Experience in conference

知識は決して上級医からのみ学ぶものではありません。

学会は、貴重な症例の報告から統計学的手法を用いた研究、臨床研究、教育講演など、一度に多くの知識を得て知識経験値を爆発的に増やす大切な機会です。

私達の教室では専攻医の先生達に学会に積極的に参加してもらう事を勧めています。

発表がなくとも年2回、医局から金銭的な補助を出し少しでも行きやすい環境を整えています。

Presentations

学会では発表をする事も大切です。

​自分がきちんと発表出来るようになると、

他の人の発表もよく理解できるようになります。

専攻医の先生達は上級医のきめ細やかな指導の元で発表を行います。​

International meeting

最新のエビデンスを追いかけるには、日本の学会だけで満足していてはいけません。私達は専攻医の先生達にも積極的に海外学会に行くように勧めています。聞きに行くだけでも良いですし、発表をするとより良い経験になります。是非積極的に海外に出て行って下さい。かけがえのない財産になります。

専攻医の先生達は各学会で多数の賞を受賞します。指導医としてはとても嬉しい瞬間です。

07.Research opportunity

研究環境も整ってきています。興味のある人は積極的に研究が出来る環境にあります。詳細は下記を見て下さい。

08.Vacation

仕事はいっぱいして下さい!

いっぱい勉強もして下さい!

だけどしっかり休んで遊んでください.

日本大学医学部産婦人科学教室は計3週間/年の長期休暇を学年に関わらず取得してもらっています。

海外放浪する人、研究する人など様々です。

自分の時間も大切に。

​人としての幅を広げるために休みを使って下さい。

以上が私達のプログラムの特徴となります。

​私達の仲間となり、一緒に素晴らしい産婦人科医療を展開しませんか?

少しでも興味を持って頂けたなら、見学だけでも是非いらして下さい。

​下記よりお気軽にご連絡下さい。

​ご連絡を心からお待ちしています。

お問い合わせ・見学申し込み

皆の体力アップのため、医局内にホームジムを作りました