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日本大学医学部産婦人科学系 産婦人科学分野
産科
産科診療案内
当院は、東京都の母体救命対応型総合周産期母子医療センター(スーパー総合周産期センター)です。正常分娩から、母体合併症妊娠、胎児疾患まで幅広く、年間700例前後の分娩を取り扱っています。スーパー総合周産期センターにも指定されており、救命救急センターと連携し、全身管理が必要な母体救急疾患にも対応しています。また、超音波専門医による胎児精査外来、臨床遺伝専門医による遺伝相談外来も行っています。新生児科、小児外科との密な連携により、出生後の外科的治療が必要な症例も含め、高度な周産期管理が可能な施設です。前置胎盤や分娩後出血に対しては、放射線科や救命救急センターと連携し、IVR(血管内治療)を行っています。
当院では、妊娠20週と30週前後に胎児スクリーニングエコーを行っています。これは、出生後にすぐに治療が必要とされるような疾患の有無を判断するもので、すべての異常がわかるわけではありません。スクリーニングエコーで精査が必要と判断された場合には、超音波専門医による精査外来を受診していただくことがあります。
妊娠中期、後期には助産師外来を受診していただき、妊娠中・産後の過ごし方など助産師とお話をすることができます。立ち会い分娩も行っており、母親学級や両親学級の受講をすることができます。
切迫流早産、多胎(双子、三つ子など)、妊娠高血圧症、前置胎盤、前回妊娠時に切迫早産や妊娠高血圧症などの既往のある方、母体合併症妊娠、円錐切除後妊娠などはハイリスク妊娠と呼ばれ、慎重な管理が必要となります。当院では、内科・外科・精神科などと連携し、総合的な妊娠・分娩管理を行っています。外来での治療では管理が困難な場合は、入院治療が必要となります。
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